プレイ日記

プレイ日記 【 TRICK×LOGIC(トリック ロジック) 】 その5

今回も、PSPのゲーム「TRICK×LOGIC(トリック ロジック)」をプレイしてきます。

TRICK×LOGIC

前回は、事件ファイルNo.8「目の窓の密室」までプレイしたので、今回はNo.9「Yの標的」からプレイします。

事件ファイルNo.9「Yの標的」

Yの標的

宗教団体で起きた殺人事件の話ですが、最長の394ページの大ボリューム。調書を見て、ここに来て初登場の「緑のヒラメキ」。そして「5つも選択」。ここで既に、ナゾの深さを思わされました。

例によってキーワードローラーから始めたんですが、ここで出てきたナゾとヒラメキで、またわかってきたことが増えてきたので、なるほど~と予想が付き始めて。加えて、珍回答と迷推理に絶妙なヒントが盛り込まれていたので、うまい具合に推理を進められました。

ただ、緑のヒラメキがとにかく難しかった。やった人にしかわからないですけど、てっきり「〇〇に殺害は不可能だった」で5つ揃えると思うじゃないですか。これ以上は書かないですけど、そこが全然わからなくて、攻略サイトに頼ってしまいました。解決への糸口が全然役にたってなかったです。そういうのをヒントで用意しないとダメじゃないか、と思うんですけど。

あと、ここまで来たらもうお手の物だった「金・銀・銅のヒラメキ」がすんなり見つからなくて、困ったので、これもついでに攻略サイトを見て取りました。
大抵、短い単語がこのヒラメキ用のものだったから、これを組み合わせていればすぐコンプできてたんですけど、いつもより文章が長い単語がキーワードになってて、同じ要領でやってると見つからないな、という感じでした。

で、攻略サイトを頼って初めて気がついたんですけど、ナゾもヒラメキも、発見できるキーワードの組み合わせが一つじゃないみたいですね。金銀とかは一つですけど。ゲーム中では、ナゾを発見したときのキーワードの組み合わせが確認できるんですが、見た攻略サイトと自分のデータが違ってる部分が結構ありまして。

サイトが間違ってる可能性もありますけど、書いてあったキーワードでもナゾは発生しそうだな、っていう違いだったので、複数のキーワードの組み合わせがあるってことだと思います。てっきりピンポイントで当てないといけないんだと思ってたので、ちゃんと複数の攻略方法が考えられてたんだな、とわかりました。ますますオススメできるゲームだと再認識しましたね。

そして、いつもあまり語られない後日談は、今までと比べるとものすごい量の補足があったので、それなりに納得できました。ちょっと無茶すぎる感はあるけど、ちゃんと説明があったから満足感もひとしお、といったところです。

事件ファイルNo.10 「完全無欠のアリバイ」

完全無欠のアリバイ

前の話が約400ページのボリュームに加え、色んな意味でものすごいトリックの話だったから、最後はどんなものがくるのかと思っていたら、全151ページで、かなりあっさりめで拍子抜けしました。

調書の問いも2問だけ。問1、犯人の行動を示すヒラメキを4つ答えよ。問2、犯人はだれか。
問い自体が考え方のヒントになっていた部分もあったので、ものすごくシンプルにして、与えるヒントを少なくしたという感じかな、と思いました。

これは、調書を適当に埋めて合っている部分を確かめることも封じており、とりあえずヒラメキをいろいろ変えながら埋めて検証開始してみたんですが、違っていても合ってるかのように先に進んでしまい、全然参考になっていませんでした。

頼みの解決への糸口を見て、なるほどそういうことか、と推理の方向が定まった感じでした。
登場人物が四人兄弟だし、なんとなくは想像つくけど、犯人は一人しか選べないんだよな~」で方向性を間違ったのが全て、という感じでしたね。

この事件の解決後、主人公のストーリーの解決にもつながっていくわけですが、さらっと片付けられた感は否めないですね。いわゆる「俺たちの戦いはこれからだ!」的な終わりの印象と言いますか。

別に終わりに納得がいかない、とかではなく、ちゃんとストーリーとしてまとまってるけど、ボリューム的にあっさりし過ぎかな、と感じただけです。最終話の後日談も、これまで通りの物足りない後日談だったのも、残念。

全体的に面白かったからこそ、もっとその世界に浸りたい、その後がもっと知りたい、と感じたのかもしれませんね。それだけの満足感を得られたゲームでした。

おまけ 「暴走ジュリエット」

暴走ジュリエット

おまけストーリーの「暴走ジュリエット」ですが、各話解決するたびに1章ずつ解禁されるので、全10章とボリューム感もあり、ゲーム的な要素は無いものの、事件が起きて謎を考えることができる、ちゃんとした推理小説でした。

この話は、実際に映像化されてみることができたなら、また印象が全然変わるんではないでしょうか。小説として読むと、話として理解はできるけど、現実では無理がありそうに感じてしまいましたが。

ゲームをプレイした方は、最後までクリアして、是非読んでみて欲しいと思います。

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