プレイ日記

プレイ日記 【 TRICK×LOGIC(トリック ロジック) 】 その4

今回も、PSPのゲーム「TRICK×LOGIC(トリック ロジック)」をプレイしてきます。

TRICK×LOGIC

前回は、事件ファイルNo.6「ブラッディ・マリーの謎」までプレイしたので、今回はNo.7「ライフリング・マーダー」からプレイします。

事件ファイルNo.7「ライフリング・マーダー」

ライフリング・マーダー

今回は303ページの大ボリューム。そして、トリックが壮大

トリックは、読んでいて何となく想像していた形があって、実際は大幅には外れていないものの「そう来たか」というような予想を上回るところを見せてくれたので、プレイしていて楽しかったです。
人によっては「そんな無茶な」と言いそうなトリックでしたが、私は好きでした

そしてトリックが面白いだけに、引き立つ犯人のガッカリ感。動機が不明すぎる。
文章を読んでいて、こいつが犯人臭いな、という人がそのまま犯人だったんですけど、全然理由がないんですよね。なんか衝動的に殺しちゃいましたレベルの展開。

トリックが面白いからこそ、犯人にも同じくらいの動機を求めちゃってるところもあるかもしれません。でも、トリックと犯人を当てるゲームなんだから、犯人の動機は一切明かされません、で終わってほしくないですよね。

確かに、自分で読んで「こいつの言葉あやしいな」くらいのことで犯人が推理できて合ってたので、「犯人を当てる」の部分としても問題ない文章かもしれないんですが、私の印象は、伏線はっただけで回収されずに終了、みたいなモヤモヤした終わりでした。

その他にも、本筋と関係ない部分で、実際に途中でいなくなる登場人物に「〇〇さんはどこへ行ったのか?」みたいなナゾを発生させておいて、結果事件と何も関係ないので、何もわからないまま終わるんですよね。

そして、後日談にはその人が普通にいて、普通に話ながら電車で帰る、みたいな感じで後日談も終わるんですけど。ゲームとしては面白いけど、そういう読み物としての不満は多くあるかもしれません。

事件ファイルNo.8「目の窓の密室」

目の壁の密室

残りの話数も少なくなり、主人公のストーリーもだいぶ盛り上がって、先が気になってきました。

目の窓の密室」は、窓もドアも鍵がかかってない部屋だけど、窓の外には人がいるし、ドア側には監視カメラがあるし、誰も出入りしていないのに、部屋で殺人が起きるという密室のストーリーです。

今回のストーリーは、10人もの登場人物と時間が細かく描写され、時系列を理解するのがなかなか難しい話でした。ここまで細かいと動画にして見せて欲しいと思ったほどです。

その辺がちゃんと理解できていればもっと簡単にクリアできただろうな、と思うくらいしっかりしたトリックでしたし、犯人もこの人だと思わせてからの本当はこの人みたいな、どんでん返しもあったので、クリア後は満足感がありました

今回は、後日談がちゃんと本編の後の話が語られていて、犯人の犯行理由やその後の話などもわかったので、今まで望んできた理想的な後日談だったのも、大きな理由です。

解決後、主人公のストーリーがどんどん進んでいくので、もう先が気になります。
というところで次回、終わりまで進めるつもりです。

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